JAPANESE PAINTING日本画科
日本画科月~土
〈週5日制カリキュラム・
土曜日は自習アトリエ〉
設置校 | 千葉校
- 昼間コース
授業時間 - 〈平日〉09:30 - 16:30
〈土曜〉14:00 - 20:00 ※自習アトリエ
- 夜間コース
授業時間 - 〈平日〉17:30 - 20:30
〈土曜〉14:00 - 20:00 ※自習アトリエ
※日本画科は千葉校のみの設置となります。
身近にある様々なモチーフの『魅力』を描ける面白さ。
見えなかったことが、見えてくる。
主に東京芸術大学絵画科日本画専攻・武蔵野美術大学日本画学科・多摩美術大学絵画学科日本画専攻等の日本画科を志望する生徒のためのコースです。
美術大学の日本画科は、主に和紙と岩絵具を用いて絵画制作をする科です。スケッチ、画面構成、作業工程といった基礎力が身に付いた人材が要求されています。そのため、入学試験では、鉛筆デッサン・構成デッサン・構成着彩・静物着彩などが出題され、目の前にあるモチーフを画面の中で再現する構成力、技術力、観察力が試されます。見たものそのままの魅力、花や果物、身近にある様々な小物のなかのおもしろさ、季節感など気にしなければ気づかない魅力を表現する科です。
カリキュラム概要
1学期は、静物着彩や石膏デッサンを通してクロッキーやスケッチで画面のイメージ作りを大切にしながら、モチーフの空間、量感、質感といった基礎的な技術表現を習得します。
2学期は、基本の課題をこなしつつ細密課題や構成課題でモチーフへの観察力を重視した取り組みを増やしつつ、試験問題を意識した課題で受験本番に備えます。
千葉美の日本画科では、上記のような力を身につけた上で、第一志望校の実技試験対策を、各個人に合わせて組み立て実践していきます。
鉛筆デッサン
日本画科では、およそ11時間で1枚のデッサンを制作します。主に石膏像を描きますが、応用力も養うため、他のモチーフと石膏像を組み合わせた課題も行います。
光、質感、かたち、空間性、印象など、制作時間が長いだけに試験で求められるものも多くなります。
また、私大入試では、構成デッサンや人物デッサンが多く出題される傾向にあり、様々な出題にも柔軟に対応できる表現力も併せて学んでいきます。
静物着彩
着彩課題では、植物、果物、ビン、布などあらゆるモチーフを対象に描くことになります。
実際の試験時間はおよそ11時間とデッサン同様長時間になるため、ただ描くだけでなく、そのものの重さ、温度、手ざわりまでも表現する力が求められます。
1つ1つのモチーフを描写することはもちろんですが、生徒自身の手でものを台上に配置することで、構成力も養います。
特別実習・屋外スケッチ
アトリエで制作するだけでなく、時には外に出て自然と接し、感性を養うことも日本画の勉強の一つです。日本画科では年に数回、野外でスケッチ研究を行います。